【外注でイラストレーターへ発注するには】〜イラストをオリジナルで制作②〜
イラストをオリジナルで制作したいが、どのように依頼すればいいかよくわからない、という声を聞くことがあります。制作時のトラブルを回避するためにも押さえておきたい大きなポイントを2つご紹介します。
まずは発注者がどのようなイラストを描きたいのか具体的にイメージを持っているのが望ましいです。水彩タッチの風景とか、ガッシュのような厚塗りで人物をリアルに描きたいとか、色鉛筆で絵本のメルヘンの世界を表現したいとか。例えば希望するタッチに近い作品見本などを探して示せばイメージを共有しやすいですね。発注時の言葉だけのイメージ伝達は齟齬を生み出すこともあるので気をつけたいポイントです。
次はどんなシーンを描きたいのか、発注者が大ラフを用意します。その大ラフはザックリとした内容で、上手に絵が描けなくても問題ありません。建物がどこにあるとか、人物の並びとか、老若男女の指定など。言葉の指示書や作画の際に提供する資料と共に用意すると良いでしょう。