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【カラーユニバーサルデザイン①】 CUD 対応イラスト●色覚への配慮


色のバリアフリーを目指して

ユニバーサルデザインは1990年代の半ばくらいから、日本でも取り入れられるようになってきました。それは障がいを持った人のためだけでなく、誰もが使いやすいモノを作ろうという提唱から広まった言葉です。

そして、グラフィックデザイン業界では、色の見え方が異なる人(色弱者、色覚障がい者)にも見やすくわかりやすさを配慮した、カラーユニバーサルデザイン(CUD)というものが求められるようになりました。

国内には多くの色覚障がい者の方がおり、色の識別に不便を感じていると言われています。ほんの少し色の使い方を工夫すればカラーのバリアフリーに近づけるのではと考えています。

わかりやすく表現することによって理解度が高まります。ですので教育系の分野では、CUDについては特に意識して制作をしているのではと実務を通じて感じています。

そして広告の分野においても、CUDを配慮することによって視覚印象を高め、広告効果を上げることができるしょう。

イラストレーションの制作の際に、パソコンでの作画は容易に色を表現することができますが、その色使いが相手に伝わりやすいかどうか、カラーユニバーサルデザイン ( CUD ) について色選びの際に考えてみてはいかがでしょうか。

次回は、実際の制作時における「CUDのイラストチェック方法」です。

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