【営業③-SNSを使う】 SNSを営業ツールとして活用したいけど、、Facebookは使える? #クリエイター向け記事
イラストレーターの数ある営業方法の一つにSNSの活用があります。ただ、いくつかSNSをやっているけど棲み分けがわからずイマイチ活用できてないとか、アカウントだけ持っていて見るだけで投稿はしていない人などいると思います。どれが正解というのはありませんが、迷っているならまず、活用してみるのはいかがでしょう。
Facebookを使って相手に対して記憶のアップデートを!
東京を拠点にイラストのエージェントとして20年以上のキャリアを持つ筆者が、イラストレーターの皆さんに伝えたい記事をお届けしています。
今や多くの人が日常生活で使うSNS。Twitter、インスタ、Facebook、TikTok、Line、など様々なものがありますが、上手な使い分けができれば有意義なツールであることは間違いないでしょう。
イラストレーターが作品をアップするのは、上記SNS以外にもまだ色々とありますが、Adobeが運営するポートフォリオサイトBehanceではそこ経由で海外からのお仕事が来た!という話も実際に耳にします。ですのでBehanceは海外向け営業ツールの一つとしてぜひ活用してみてください。
さて、今回はSNSの中でもFacebookを使った営業の活用法について考えていきたいと思います。
私がなぜFacebookをお勧めするのかというと、その投稿には絵だけではなく本人の言葉も書き添えてあるからというのが一番の理由です。
写真やタグだけでその人が語る言葉が無いSNSより、Facebookにはその人の ”今現在の思考や心情が文章として併記されている” というのがポイントなのです。
そしてその投稿には正に「今」のあなたの考えている事や作品がアップロードされており、もしクライアントが見たら「この人は今こんな絵を描いているのかぁ」とか「新しいタッチになってる!」とか「コロナ禍だけど元気に活動してるなぁ」と、そんな様子が伝わるのです。
次に投稿された記事へ「いいね」やレスが付くことでコミュニケーションが生まれます。
小さなコミュニケーションではありますが、それが積み重なると良い関係性が生まれる可能性もあり得るのです。
発注する側からしてみると日々コミュニケーションが少しでも取れている方が信頼もあり、その人を近しく感じるものです。
Facebookは最近の若い人は敬遠してやらない、、と言われていますが、発注の決裁権を持つのは中堅以上のポジションの人だったりもしますので、それなりに有効な手段なのだと考えています。
Facebookはプライベートな関係な人のみでやっている人もいるかと思いますが、友達リストで仕事関連のグループを事前に作っておけば、投稿ごとに簡単に公開範囲の設定ができます。
仕事実績を載せるのでも、オリジナルの作品でも、開発中の新しいタッチの実験的作品でも、あなたの「今」を文章と共に投稿してみてください。