【売り込み営業①】ベテランになるほど営業へ行きにくい? #クリエイター向け記事
この記事では営業される側の気持ちを踏まえて、『営業へ行ってみよう!』という自身の行動へのきっかけになればと思います。
最近、売り込みの営業に行きましたか?
新人の頃は営業をすることにモチベーションも高く、新しい世界に興奮も覚えつつ営業先を回った経験もあるのかと思います。
ですが、キャリアを積んで年数も経つとなぜか若い頃のような売り込み営業がしにくくなる、そういう気持ちになったりすることはありませんか?。
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東京を拠点にイラストのエージェントとして20年以上のキャリアを持つ筆者が、イラストレーターの皆さんに伝えたい記事をお届けしています。
中堅・ベテランイラストレーターの営業は必要か?
イラストレーターとして経験を積み、様々な仕事を重ねていくと5年、10年と経ち、いつのまにかに中堅の域へ。
そしてその中堅の呼称を経て気づけばベテランと言われるようになります。
この「ベテラン」という言葉は諸刃を持つワードであり、その本人のパーソナリティと合わさってイメージ付けをされることになります。
良い意味では、たくさんの経験を積んで「信用と実績」のある人、というイメージです。
反対にネガティブなイメージだと、「高キャリア=意思が固く難しい人」というように思う人もいるでしょう。
現場のデザイナーや担当者は気づけば自分よりも年下になってきます。年下のデザイナーから見れば相手はキャリアのあるベテランなので気を遣ったり緊張したりすることもあります。人によってはその歳の離れたイラストレーターとは緊張するから敢えて若い人と仕事をしたい、と考える人もいるでしょう。
一緒に仕事を始めれば経験の多いベテランの方はスムーズに仕事をしてくれるので安心して進行できます。
ということは、事前に売り込み営業をして自身のパーソナリティーを知ってもらっておけば年齢などは関係なく、「信頼と実績」の中堅・ベテランに安心して任せられる、という印象を少なからず相手に与えることができます。
心の奥に自身の「年齢への壁」がありませんか?
個人事業主には営業活動は欠かせない!とわかってはいるものの、なかなか行動に移せないという方も少なく無いかもしれません。
「自分はこの歳になると新人のように営業に行きづらい、、」という声も実際に聞きます。
発注する側からすると、旧知のイラストレーターだとしても、長く連絡を取り合っていない場合はちょっと連絡をしづらいこともあります。
「このイラストレーターはベテランになってきて、自分のような仕事は受けてくれないんじゃないか?」
「もっと条件の良い案件でないと頼み辛いかも‥」なんて思われている場合もあります。
ですのでイラストレーターの方からアクションを起こしてもらえるのは、ある意味とても有り難いのです。
コロナ禍になってから訪問で作品売り込みの営業ができなくなっている会社もありますので、事前にどのような方法なら売り込み営業が可能なのか、まずは連絡をするというアクションから始めてみてはいかがですか?
※次回の【売り込み営業②】は、「イラストの制作依頼が来なくなる理由は?」です。